人工関節置換術とは、 ケガやリウマチ、骨頭壊死など関節が痛んで変形してしまったときに、人工の関節に置き換える手術のことを言います。主な関節は、股関節、膝関節、足関節、肩関節、足関節などが対象です。
手術することのメリットとして挙げられるのが、痛みの除去です。関節が変形することで引き起こしていた痛みを、正常な位置に人工関節で修正することで痛みの除去が可能となっています。
ですが、長い間関節の痛みや変形によって動かせない期間が長いと筋力が低下してしまっている場合もあります。筋力が著しく低下していた場合は筋力が回復するまでリハビリが必要になる場合があります。
そこで、特に注意しないといけないのが「人工股関節」です。特定の姿勢をとると術後約3か月間ほど脱臼をしやすいので注意が必要です。
①股関節を深く曲げる姿勢：しゃがむ、正座、立て膝、靴下を履くなど
②膝を内側に入れる姿勢：靴を座って履く、足を組む、浴槽を跨ぐなど
①②の姿勢をとると脱臼してしまう恐れがあるので要注意です。
退院後は、はじめは洋式スタイル（床に座らず椅子、ベッドの導入）で生活することをおススメします。
そういった場合のズボンの履き方のアドバイスが可能なのでお気軽にご来店ください。
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