脳梗塞や脳出血、脊髄損傷の後遺症で麻痺が残ってしまう方は少なくありません。
筋肉の緊張具合のコントロールが難しくなり、四肢の筋肉がこわばってきてしまう傾向にあります(異常に筋肉に力が入り続ける状態:痙性(異常筋緊張の一つ))。筋肉が硬くなりストレッチ性を失ってしまうと関節が動きにくくなり、長時間関節の動きがないと拘縮という関節の可動域の制限が生じてしまいます。
各関節には、各動作においてそれぞれに役割があります。特に足首は、全体重を支えるため他の関節と比べ負荷が強く足首まわりの筋肉は麻痺がある方は固くなりやすい傾向にあります。足首の関節が固まってしまいつま先が上がらなくなる(常につま先が下を向いてしまい立っても踵が床につかない状態:尖足)と、歩く以外にも立ち上がったり、階段を上ったり、靴を履くことやトイレに行くことなど生活に大きな支障をきたしてしまいます。
日常生活をおくる中で、一番同じ姿勢を取り続ける時間帯は睡眠時です。布団をかぶって仰向けに寝ると布団の重みでつま先が下へ向きやすく、関節が固まってしまうリスクがあります。
拘縮が起きないようにどうすればよいか?
答えは、枕やクッションを使用します。
ベッドの足側にクッションを置き、ベッドの足側の縁と足の裏でクッション又は枕を挟むように設置します。そうすることで常につま先が上を向くようになり尖足のリスクを減らすことができます。
寝返りをうって外れてしまっても睡眠中ずっとつま先が下を向いているわけではないのでないよりはリスクを減らせると思います。
リハビリを受ける時間帯以外にも工夫することで、生活の質(QOL)の維持・向上につなげられると思います。
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