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【介護・入院準備】高齢者の服はどう選ぶ?トップス・上肌着の選び方ガイド

~初めての衣類準備でも安心。作業療法士が伝えるポイント~

◆ こんなお悩みはありませんか?

  • 「親が入院することになったけれど、どんな服を用意したらいいかわからない」
  • 「介護施設に入居するにあたって、リストはあるけれど実際に何を買えばいいの?」
  • 「自分で着替えができるかどうかもよくわからない……」

はじめて介護や入院の準備をするご家族にとって、衣類選びはとても悩ましいものです。この記事では、**動きの状態に合わせた「高齢者向けトップス・上肌着の選び方」**を、作業療法士の視点でわかりやすく解説します。


◆ 高齢者の服選び:動きに合わせたトップスの選び方

◎ 1. 両手が自由に動かせる方

かぶりタイプのシャツ・TシャツでもOK。
ただし、首元が狭すぎないもの・伸縮性のある素材を選ぶとより安心です。

◎ 2. 手が上がりにくい方

前開きのトップスがおすすめです。
または、よく伸びるかぶりタイプのシャツでも無理なく着られる場合があります。

◎ 3. 指先や手の力が弱い方

大きめボタンやファスナーの前開きタイプが最適です。
留め外しがしやすく、自分での着脱も可能になります。

◎ 4. 片手が使いにくい方

軽い素材で前開きのシャツやカーディガンが便利です。
または、片手でも通しやすい伸縮性の高いかぶりシャツも候補に入ります。


◆ 介助が必要な場合:服選びのポイント

介護スタッフによる着替え介助が必要な方には、以下のような衣類が適しています:

  • 前開きで、伸縮性のある素材のシャツや肌着
  • 面ファスナー(マジックテープ)やスナップボタン付きのもの
  • ゆったりとした作りで、無理なく体に通せる形

これは、当店にて作業療法士が接客時に必ずお伝えしている内容です。
ご本人も介助者も、身体への負担が少なくなるような服選びを心がけると、毎日の暮らしがぐっと楽になります。


◆ 服は「できる」を支える大切な道具です

高齢者の方にとって「自分で着替えられる」ということは、自立心や尊厳を保つ大切な要素です。
だからこそ、ただ着せやすいだけではなく、ご本人の“できること”を大切にした衣類選びをおすすめしています。


◆ よくあるご質問(Q&A)

Q:入院・施設入居時に何を準備すればいいですか?
A:ご本人の身体の動かし方に合わせて、以下のようにお選びください:

  • 自分で着替えできる → かぶりタイプ・伸びる素材
  • 手が上がりづらい → 前開きシャツ
  • 力が入りづらい → 大きめボタンやファスナー
  • 介助が必要 → 前開きで伸びる素材が基本です。

Q:実際に商品を見て選べますか?
A:店舗では、作業療法士やスタッフがご本人の動作に合わせてご案内しています。お気軽にお越しください。


◆ まとめ:迷ったら「前開きで伸びのあるもの」を選んでください

入院や介護施設への入居を控えたご家族にとって、衣類選びは大切な一歩です。
もし迷われたら、前開きでよく伸びる素材のトップス・上肌着をお選びください。介助にも、ご本人の自立にも役立ちます。


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